令和7年度「地域防災拠点訓練」レポート!

2025年10月14日火曜日

イベントレポート

 9月28日の土曜参観の日に、地域と日吉南小学校合同の地域防災拠点訓練」が開催されました。

昨年度は「引き取り訓練」も同時に行いましたが、今回は防災訓練に重点を置いた内容となりました。

受付をして地区別に並び、希望する班へと分かれました。

防災拠点訓練・体験ブースレポート

ごく一部ですがご紹介します🐣♪

食糧班・炊事体験

避難生活でも数少ない楽しみや癒しとなるのが、やっぱり食事。

炊飯器なしで、一度にたくさんご飯を炊く体験!

スーパーで売っている調理用のポリ袋にお米と水を入れて、屋外用の煮炊鍋「炊き出しくん」に入れると…美味しくご飯が炊けました🍚

実際の避難生活でも、ご飯の炊ける匂いがしてくると気持ちが安らぎそうですよね。

起震車体験・煙避難体験


部屋の中を模した体験ブースの中で、大震災の揺れを体験。

あまりの揺れに椅子から落ちそうになる人たちも。

「揺れが止まってからも危険は続いている」と教わりました。

煙の中を避難する煙避難体験のブースでは、体を低くして移動。

煙が充満する中では視界不良で、体験だとわかっていても怖く感じました。

体験ブースではいい香りの煙でした☺️…が、実際は熱い中に煙が立ち込めているとパニックになるのでは?

とにかく落ち着くことが大切なようです。

救助体験

倒壊家屋の中に取り残された人を発見。

ジャッキを使って家屋を持ち上げ、担架で救出するまでの流れを体験。

ジャッキの力強さにビックリです。

「乗ってみる?」と聞かれた児童がジャッキに乗ってみると、軽々と難なく持ち上げられていました🐤

衛生班

今回の訓練では特に「ごみ問題」に焦点をあてて、色々な資料も配布されました。

集団での避難所生活で出るごみの量は膨大。

きちんと分別することが大切になってきます。

特に、汚物の処理は避難所での感染症などを防ぐためにも最大限気を配る必要が。

水で流すことができなくても使える、災害用のトイレブースを見学・組み立て体験しました。

そこで出た汚物は南門を出て裏側に回り、避難生活を送る場所から隔離された場所に運ぶことになるそうです。

既に動線も決まっていて、誘導してくださる地域の皆さまに思わず「すごいですね…!」と話すと「とにかく人手が必要になるので、知っておいてくださいね」とのことでした。


その他…

本部・物資班、ペット班・情報班などの班もあり、手分けしてスムーズに体験が進行しました。

アマチュア無線や発電機で発電する体験をしていた方も。

「これなら自分でも役に立てそう!」という場面がきっと1つ2つあるのではないでしょうか。


地域防災訓練を終えて


例年『避難したら皆が避難所のボランティア!!』を訓練目標に掲げて開催されている地域防災拠点訓練ですが、よりその意識が高まった1日になりました。

普段、地域の方と接する機会がないご家庭の皆さんも、一度は参加してみては!?

日頃から地域での繋がりを持っておくと、いざという時に安心だなと感じた1日でした☺️



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