2月25日(土)に日吉南小学校体育館にて防犯講習を開催しましたので、当日の様子をご紹介します。
過去に大綱小学校で講義を行った際の動画をいただきましたのでミマモルメにて限定公開しています。お時間がある方はぜひ動画をご覧ください。
講習内容について
保護者向け防犯講習『日常に潜む危険から、子どもたちを守るために』
プログラムは前半が講義形式、後半に実技形式で行われました。
それぞれの様子をレポートしていきます🫡
講師コメント
ジェーソン・アンドレスさんより
ニューヨークの出身で日本と比べて防犯に対する意識が高い中で育ったことや、お父様が軍人さんだったこともあり幼い頃から武道に親しんでいたことなどから、防犯はとても日常的で重要なトピックス。ご自身が持っている防犯の知識を広めたいとの想いで今回ボランティアで講師を引き受けました。講師プロフィールはこちら
講義編
まずは前半講義形式での講義内容をご紹介いたします。
実際に起こった事件を取り上げていただいたことで、犯罪を身近の脅威として感じながら、とてもわかりやすい講義を展開していただきました。
実際に起こった事件を取り上げていただいたことで、犯罪を身近の脅威として感じながら、とてもわかりやすい講義を展開していただきました。
- 防犯とは犯罪に巻き込まれる前の準備と意識
- 巻き込まれてからでは遅い🙅
- 防犯に巻き込まれないために「認識」することが大事。常に自分が他者からどうみられているか、今どんな状況下に自分がいるかを正確に認識すること。
- 万が一巻き込まれたときは、急所をついて逃げる隙を作ること!
- 人の急所は、頭の上からライトを当てて影ができる場所と覚えよう!
- 目・鼻・首(喉)・脇・脇腹・股間
実技編!
実技は実際に保護者同士がペアになって、体の急所や掴まれた場合の振りほどき方などを学びました。長い武器を持っている場合や短い武器を持っている場合の対応方法も教えていただきました🤗
犯罪に対峙したとき、体の急所や体の使い方を知っていることで逃げる隙がうまれる可能性が高くなるとのこと。知識があることは重要ですね。
犯罪に対峙したとき、体の急所や体の使い方を知っていることで逃げる隙がうまれる可能性が高くなるとのこと。知識があることは重要ですね。
今日からできる防犯につながるポイントについて
常に意識しておくと良さそうなことや、親としてぜひ子どもに伝えたいことがたくさんありましたのでご紹介します。既に意識しているよ!という方は是非周りの方にシェアしていただけると幸いです。
大人も子どもも日常生活で意識したいこと
- 歩くときは目の前と左右だけでなく、100m先で何か違和感のある動きがないかをみておく。
- 電車の中でも周りの人の動きや些細な違和感にアンテナをはっておく。
- イヤホンやスマホを操作しながら歩かない。視覚・聴覚の情報は大事。
- 自分をできるだけ弱く見せない。座り姿勢や立ち姿勢に気をつける。胸を張って立っているだけでも強く見せることができる。
- 犯罪者から狙われやすい見た目でいないこと。または、見た目がもたらすリスクを認識しておくこと。
子どもたちに伝えたいこと
- 誰か掴まれても、大きく手を振り回せば掴まれた手は振りほどくことができる。
- 連れ去られそうになったら周りの重い物(電柱、自転車など)に捕まると簡単には連れ去られない。その間大声を出して助けを待つ。
- 逃げる時はランドセルを捨てて逃げる。
- 知らない人に話しかけられたら止まらない。そのまま歩いて振り切る。
参加者の声(一部抜粋)
- 護身術を習うより前にまず防犯意識を常に持つことが大切
- 毎日慌ただしく過ごしているため、つい電車内では寝たりスマホで調べ物をする時間にしておりましたが、危機感をもって生活するためには、常に周りへの意識を持つことが必要なのだと学びました。
- なんとしても大切な子どもを危険から守り、危険を察することができる人間に育てるために、後悔することが無いよう日々の生活の中で一緒に考えていこうと思います。
犯罪に巻き込まれないように、親も子も防犯への意識を高くもって生活することの重要性を学びました。保護者さまからのご要望が多数ありましたらまた企画したいと思います。