校外指導委員会には「スクールゾーンチーム」というチームがあります。
この記事ではスクールゾーンチームについてご紹介していきます🐥
そもそもスクールゾーンって?
交通事故から、園児・児童等を地域ぐるみで守るために、昭和47年春の全国交通安全運動において提唱されたもので、小学校を中心とする概ね半径500ⅿ程度を範囲とする、特に子どもの交通安全の確保を図る特定地域のことです。
交通安全対策基本法第 24 条第1項及び第2項の規定に基づき定められた文部科学省交通安全業務計画では、通学路における交通安全を促進する取り組みのひとつとして、教育委員会、小学校等において、地域警察や道路管理者の協力を得てスクールゾーンの設定やその定着化を図ることとされています。
スクールゾーン対策協議会とは
スクールゾーン対策協議会(以降、協議会とします)とは、『学校が主体となって、保護者、地域の町内会・自治会、老人クラブ、交通安全協会などとともに組織され、子どもたちの安全を守るために、関係機関の協力を得ながら、各小学校が指定している通学路を重点に、ソフト・ハード両面からの交通安全対策を進めていく重要な役割を担う会議です。』(横浜市スクールゾーンしおりより)
校外指導委員会のスクールゾーンチームは何をするの?
スクールゾーンチームは、毎年、スクールゾーン対策協議会を開催しています。
チームが実際に行う具体的な活動についてご紹介します!
協議会前の準備
スクールゾーンチームのメンバーになると、協議会前に「道路の標識や横断歩道の白線は薄くなっていないかなぁ」「子ども達が歩く場所に危険な場所はないかなぁ」と学区内の危険箇所を手分けして確認します。
気になる場所は写真を撮って、後日収集した情報をもとにチームで話し合い、港北区や警察に対して提出する要望書を作成します。
協議会当日
学校で開催される協議会には、港北警察・区役所・土木事務所、地域の方をお招きします。
協議会では、あらかじめ作成した要望書をもとに、「学区内の危険箇所の補修、または横断歩道やポール等の新設」などの議論を行います。
直接要望を伝えることができ、要望が通れば新設、補修をしていただけるため、子ども達の安全を守ることに直結している非常に重要な会議となっています。